この記事では、コンビニのチェーン、ミニストップについて詳しく調べてみました。
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大手コンビニエンスストア7社について
セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートが大手3社といわれていますが、そのほかはどのようになっているのでしょうか。主要7社について調べました。
大手コンビニエンスストア7社とは?
コンビニ業界においての大手7社の売上高とシェアランキングを見ていきましょう(2021年~2022年)。
- 1位 セブンイレブン(セブン&アイ・ホールディングス) 売上高:60,632億円
- 2位 ローソン 売上高:6,983億円
- 3位 ファミリーマート 売上高:4,514億円
- 4位 ミニストップ 売上高:1,836億円
- 5位 NewDays(JR東日本クロスステーション) 売上高:1,356億円
- 6位 デイリーヤマザキ(山崎製パン) 売上高:594億円
- 7位 ポプラ 売上高:136億円
現在、このようなランキングになっており、セブンイレブン業界首位となっています。
主要コンビニの特徴は?
それでは、先ほど挙げたコンビニのそれぞれの特徴をみていきましょう。
業界首位のセブンイレブンは、コンビニ業界で最大手の店舗であり、業界内で1位の売上高とシェア率を誇っています。また国内だけではなく、海外でも事業展開を進めているグローバルな企業でもあり韓国、台湾、マレーシアなどアジアを中心に事業を展開しています。ノルウェー、スウェーデン、デンマークなど北欧にも店舗を出店しています。
セブンイレブンが業界内でシェアを拡大した秘訣として、「プライベートブランド戦略」があり、日本デリカフーズ共同組合(NDF)と呼ばれる団体と提携し、セブンイレブン専門の商品を安価で販売することができるようになりました。工数を減らすだけでなく、独自ブランド開発により「固有の価値」を出したこともポイントです。
次にローソンです。セブン・イレブンに次いで2位の売上高とシェア率を誇っています。ローソンも国内にとどまらず、海外にも事業展開しているグローバルな企業です。中国やインドネシア、タイ、フィリピンなどアジア地域を中心に、ハワイにも事業を展開しています。
ローソンは100円で購入できるローソンストア100、自然の食材を販売するナチュラルローソンなど幅広い店舗展開を実施しています。
3位はファミリーマートです。ファミリーマートは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」というキャッチコピーが有名です。サークルKサンクスを傘下に持つユニーグループホールディングスとの経営統合により規模を拡大し、現在の店舗数はローソンを抜き、業界1位のセブン・イレブンに迫る勢いです。
また、台湾・中国・タイ・トナム・インドネシアなどアジア圏を中心に事業を展開しています。
ファミリーマートの戦略は「他社がやらないことをする」というもので、ドン・キホーテや薬局との提携、多くのポイント提供会社と手を組むといったこともしています。企業規模拡大を見せる中で、24時間営業の見直しなど新たな取り組みをおこなっている企業でもあります。
4位はミニストップです。中堅コンビニ店舗として業界4位の売上を誇っています。国内出店数は上位3社に比べると多くはありませんが、海外では中国・韓国・フィリピン・ベトナムなどアジアの地域で3,000店以上の店舗を出しています。
ミニストップは独自のブランドでスイーツを提供しており、新業態のソフトクリーム専門店「ミニソフ」の出店も進んでいます。「ミニストップと言えばソフトクリーム」といったイメージを大切にし、40年も培ったノウハウを活かして、他社と差別化できる新しい事業を展開しています。
5位はNewdaysです。JRの駅構内にあるコンビニです。「BECK’S COFFEE SHOP」や「いろり庵きらく」などの飲食事業、「acure」ブランドとしての自動販売機事業や飲料商品開発事業、「ecute」「GRANSTA」などのエキナカ商業施設運営事業を展開する4社を統合して誕生しました。駅の役割や商品・サービス、地域や環境との共生などの向上に向けた取り組みを進めています。
ミニストップについて
先述した、ランキング4位のミニストップとはどのような会社なのでしょうか。詳しくみていきましょう。
ミニストップはどんなコンビニ?
ミニストップはこんな会社です。
- 社名 ミニストップ株式会社
- 本店 〒261-8540 千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1
- 代表取締役社長 藤本明裕
- 設立 1980年(昭和55年)5月21日
- 上場金融商品取引所 東京証券取引所
- 証券コード 9946
- 資本金 74億9,153万3,000円
- 店舗数 2,058店(国内 :1,930店 海外:128店)
- 従業員数 782名
- 事業内容 コンビニエンスストア『ミニストップ』を展開・ミニストップ店経営希望者とフランチャイズ契約を締結し商品情報や経営ノウハウを提供
ミニストップの環境問題への取り組みは?
加盟店をはじめとした多くのステークホルダーとともに環境に配慮した取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に向けて積極的に行動してまいります。
1.脱炭素社会の実現に向けた取り組み店舗設備や配送車、社有車、本部事業所などの省エネルギーはもちろん、事業活動におけるさまざまな無駄を省き、省資源に努めます。
2.循環型社会の形成に向けた取り組み
店舗運営において排出される食品ロス、使い捨てプラスチックの削減に努めるとともに、リサイクルの推進を図ります。
3.安全・安心な商品やサービス、店舗の開発
原材料の調達から販売・使用・廃棄までの全ての過程において、生物多様性の保全および地域社会への影響に配慮した開発を進めます。
4.法令遵守
環境保全に関わる法令や規則を遵守いたします。
5.継続的な改善
持続可能な社会の実現に向けて、日々の業務・仕組みを通じて取り組むとともに、PDCAサイクルを回し、継続的な改善に努めます。
ミニストップ 環境目標
持続可能な社会を実現するため、3つの目標を掲げました。
目標達成に向け、取り組みを推進してまいります。①CO2削減
2030年までに店舗で排出するCO2 (店舗の使用電力)を50%削減(2013年比)
②食品ロス削減
2025年までに
1.食品ロスを50%削減(2015年比)
2.リサイクル実施店舗の拡大③プラスチック削減2030年までに
1.使い捨てプラスチック利用量を半減(2018年度比)
2.すべての使い捨てプラスチックを環境配慮型素材に変更
このようにミッションを掲げ実現に向けて努力されています。
ミニストップの強みについて
ミニストップの企業情報が分かりました。それでは、ミニストップの強みとはいったいどのようなものでしょうか。
こちらもみていきましょう。
ミニストップの強みとは?
ミニストップといえば、ソフトクリームを思い浮かべるかたも多いのではないでしょうか。
ミニストップの強みでもある「イートイン・コールドスイーツ」について、ホームページの社長のあいさつより、抜粋しご紹介いたします。
ミニストップの創業時から継承されてきた店内加工ノウハウのDNAは、他社にはない強みです。
コールドスイーツは今や当社を代表する看板商品ですが、ホットスナックもさらに強化できると考えています。できたてのおいしさを提供するミニストップ独自のオペレーションで商品に付加価値を加え、コンビニエンスストア業界の中でユニークなエッジの効いた存在になることを目指していきます。
このように藤本社長はお考えのようです。
ミニストップのコールドスイーツとは?
それでは、いったいどのようなコールドスイーツがあるのでしょうか。ミニストップで販売されているコールドスイーツは1年中楽しむことができる「ソフトクリーム」「パフェ」、それに夏季限定で登場する「ハロハロ」です。ミニストップのソフトクリームは季節ごと、年ごとにさまざまなフレーバーが発売されているため、毎回、次のフレーバーに大きな期待が寄せられています。中でもウエブサイトで「渾身の」と紹介されているソフトクリームは名物と言えるかもしれませんね。どんなフレーバーのソフトクリームが登場しているのかは店舗かミニストップのアプリ、ウエブサイトなどでご確認ください。
ミニストップのポイントが貯まるミニストップアプリについて
ミニストップアプリがあるのをご存じですか?ここからは、ミニストップアプリについて詳しくご紹介していきたいと思います。
ミニストップアプリの使い道は?
ミニストップアプリを利用すると、
- ポイント交換でおトクに商品がゲットできる
- 無料・割引クーポンがもらえる
- イベント参加でポイントがもらえる
大きくこのような3つの特典があります。
ミニストップアプリの利用について
実際にミニストップアプリを利用するにはどうしたらいいのでしょうか。登録方法など、確認してみましょう。
ミニストップアプリの登録にはWAONカードが必要?
簡単3ステップでで登録できるようです。手順はこちらです。
1・手元にWAON POINTカードを用意し、smart WAONに登録します。
アプリにカード登録するには事前に会員登録が必要です。
対象のカードは、
・無料で即日発行可能なWAON POINTカード
こちらは無料ですぐにミニストップアプリを使い方向けとなっています。
・各種WAONカード(モバイルWAON含む)
こちらも即日発行可能となっています。ボーナスポイントがたまるので、お得にアプリを使いたい方向けとなっています。
・イオンカード/デビットカード
こちらはお支払い方法を分けたい方向けとなっています。
2・アプリをダウンロードして、会員登録をする。
メールアドレスを登録し、認証コードを送信します。
3・1で準備したWAON POINTがたまるカードをアプリに登録します。「WAON連携」で毎日のお買い物がお得になります。
以上がアプリの登録手順です。
まとめ
ミニストップについてご紹介しました。私たちの生活に、なくてはならない存在のコンビニエンスストア。コンビニによって、特徴が異なることが分かりました。また、アプリを利用することで、さらにお得に買い物ができることも分かりましたね。今後も私たちの生活がより便利になっていくといいですよね。
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