ヨコタエンタープライズは何をしている会社??事業内容を調査しました!

長かった世界的な混乱も収束に向かいつつある昨今、製造や物流の現場では、労働力不足が深刻になりつつあります。物流・運送業界の有効求人倍率は、平成30年4月の時点で全業種が1.35倍なのに対して、2.68倍と非常に高く、人手不足であることがわかります。また、退職率も10%ほどとなっており、他業界と比較して高いわけではありませんが、定常的に求人が生まれてしまう環境となっています。

今後ECが拡大していく中で、エッセンシャルワーカーである製造・物流の労働者の市場ニーズはより高まっていくことが予想されます。しかし、すぐに企業が求職者を見つけることは難しい状況です。ある程度の知識や専門的なスキルが必要となってくる職種のため、なかなか良い人材と巡り会えないのが現状です。

そうした中、人手不足という社会問題に対して、ソリューションを提供している会社があります。東海地方を中心に展開する株式会社ヨコタエンタープライズです。今回は、ヨコタエンタープライズがどのような会社なのか、事業内容を調査してみました。

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ヨコタエンタープライズとは

ヨコタエンタープライズ

ヨコタエンタープライズは、「製造アウトソーシング事業」「物流事業」「ITエンジニアリング事業」を柱として、さまざまなソリューションを提供している会社となっています。従業員数は700名所属しており、本社がある愛知県を中心に、大阪、三重、埼玉、神奈川、茨城、岐阜など全国各地に営業所が存在しています。

ヨコタエンタープライズの事業内容

ヨコタエンタープライズの主な事業に関して、詳細をまとめてみました。

製造アウトソーシング事業

ヨコタエンタープライズ
ヨコタエンタープライズ ウエブサイトより

ヨコタエンタープライズには、高い技術力を持ったエンジニアや製造スタッフが多数所属しています。輸送機器(自動車、航空、宇宙、鉄道、船舶)産業用機器、半導体、家電、生産設備、デジタル家電、精密機器、通信機器といった、日本の産業に欠かせない会社の製造工程の中で生じる業務を請け負っています。上流の開発設計から、 システム開発、試験・評価・解析・試作、生産技術、品質保証、設備保全など、さまざまな工程でヨコタエンタープライズの社員が活躍しています。

物流事業

ヨコタエンタープライズ
ヨコタエンタープライズ ウエブサイトより

物流事業は会社設立時からの主力事業です。ナショナルクライアントと取引を行っており、飲料や食品、ガス器具、建材、樹脂原料、樹脂製品、自動車部品、工作機械部品・部材、各種工業製品の輸送をサポートしています。他ジャンルの輸送品を扱っているため、景気の影響に左右されにくく、大型トラックを中心に250台の車両が運行しています。また、安全性にも定評があり、安全安心な配送を確立しています。

ITエンジニアリング事業

ヨコタエンタープライズ
ヨコタエンタープライズ ウエブサイトより

ヨコタエンタープライズはIT業界にも参入しています。基幹系システムの開発・改善、 iOS/Androidアプリケーション開発といったITシステム開発、自動車エンジン制御システム開発、産業用ロボット制御システム開発、LAN / WAN構築、データセンター内インフラ構築など多種多様なサポートを行っています。

ヨコタエンタープライズのビジョンと理念

ヨコタエンタープライズ
ヨコタエンタープライズ ウエブサイトより

ヨコタエンタープライズはどのような、ビジョン、企業理念を持っているのでしょうか。

ヨコタエンタープライズが掲げるビジョンは、「FOR JAPAN FOR DREAM」です。今後日本では、少子高齢化の影響などから、労働力の不足が危惧されています。かつては、高い技術により、世界のさまざまな場所で使われていた日本製品も、人不足・後継者不足といった内的原因、中国・韓国といったアジア地域諸国の台頭により、シェアが失われています。こうした中でヨコタは、AI、IoT、FA(ファクトリーオートメーション)、自動運転等の最新技術を駆使することで、省人化のサポートを行っていくことを目指しています。

また、企業理念としては、「事業を通じて、社会の「もっと!」に貢献します お客様の「もっと!」を誠心誠意で解決します 全社員の「もっと!」を実現します」を掲げています。


自社の社会に対するインパクトを強めるだけではなく、直接取引のあるクライアントへの誠意のある対応、また社員の働きやすい環境づくりを行っていくことで、より高い意識の課題解決を目指しています。

ヨコタエンタープライズの歩み

ヨコタエンタープライズ
ヨコタエンタープライズ・横田成人社長

ヨコタエンタープライズはどのような道のりを歩み、現在の会社を作り上げてきたのでしょうか。

そのルーツは、明治・大正時代までさかのぼります。代表取締役横田成人氏の祖父・横田種一氏は京都帝国大学(現京都大学)理工学部卒業後、神戸製鋼に入社しました。2年間の世界一周視察を行い、欧米諸国の技術力や文化に触れました。しかし、横田種一氏は43歳の若さで逝去。遺品の中から「起業したい」という意志が綴られたノートがでてきたそうです。

この遺志を引き継いだのが、息子の横田俊男氏です。太平洋戦争から3年後の1948年に「ヨコタ工業(現ヨコタハウス)」を立ち上げました。建築工程を大幅に短縮できる「ユニットハウス」を発明し、県内でも有数の建築会社に成長しました。

そして、時は流れて、2001年、横田成人社長率いるヨコタエンタープライズは、トラックドライバーの派遣事業をスタートしました。運送業の知見のない中でのスタートということや、サブプライムローン問題に端を発するリーマンショックなどが起こり、月の売上は2000万円、毎月500万ずつキャッシュが消える、3000万円の融資に漕ぎ着けても半年しか持たない、などの危機的な状況に陥ったようです。

そうした状況の中でも、社員一同が一丸となり会社を守る姿に、代表の横田成人社長は大きな勇気をもらったそうです。以後『社員満足度NO.1』を目指し、ヨコタエンタープライズは急速に業績を改善し現在に至ります。さまざまな世界情勢の変化や危機の中でも、知恵を絞り、助け合うことで、ヨコタは現在まで生き残ってきたようです。

ヨコタエンタープライズは希望者を全員正社員で採用する方針!

ヨコタエンタープライズは、業界の中では珍しく、学歴・経験を問わず、正社員を希望した人を全員正社員で採用する方針を打ち出しています。また、福利厚生も充実しています。

  • 入社時、引越代や入居の初期費用の負担
  • 『恋活手当』など、独身社員のための福利厚生
  • 『記念日休暇』など、家族を持つ社員のための福利厚生

などがあり、社員の満足度も高いようです。さらに、社内転職も多くあるようで、ジョブチェンジも行えることから、自分にあった働き方が可能となっています。こうした取り組みにより、社員の満足度も上がり、質の高い仕事に繋がっているのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回本記事ではヨコタエンタープライズの事業や歴史を中心に、同社の特徴を確認してきました。

今後、製造業・物流の人材不足が社会問題となっていく中、ヨコタの事業や取り組みは、日本の未来を考える上でも、大きなヒントを与えてくれるのではないでしょうか。また、幾度となく困難を迎えながらも、立ち上がってきたヨコタエンタープライズの歴史からは多くのことを学べると思います。

ヨコタエンタープライズは今後、ITを中心に事業を展開していくとのことで、どのようなソリューションが生まれてくるのか、期待も高まります。定常的に採用活動も行なっているとのことで、本記事でヨコタエンタープライズに興味を持った人は、ぜひ問い合わせをしてみてください。

会社概要

  • 会社名:株式会社ヨコタエンタープライズ
  • 代表者:代表取締役 横田成人
  • 資本金:4,700万円
  • 従業員数:700名(2020年1月現在)
  • 所在地:〒452-0833 愛知県名古屋市西区山木一丁目165番地 ヨコタビル·リアル
  • TEL:052-508-5057
  • FAX:052-508-5067
  • コーポレートサイト:https://yokota-ent.com/

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