公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団、2026年度の助成金公募開始

戸田壽一・成郎育英財団

現代の日本社会は、経済的な豊かさの裏で、深刻化する子どもの貧困や教育格差という課題に直面しています。生まれ育った環境によって、子どもたちの将来の選択肢が狭められてしまう現実は、社会全体で取り組むべき喫緊の課題です。こうした状況の中、「高い志を持ちながらも、さまざまな事情により夢を断念せざるを得ない子どもたちを支えたい」という強い信念のもと、東京都を拠点に活動しているのが「公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団」です。児童福祉に取り組む非営利団体への助成を通じて、困難を抱える青少年が未来を切り拓く力を育む、重要な役割を担っています。

本記事は、アフィリエイト、広告収入等を目的として取材費・制作費、あるいは掲載費などをいただき制作されたタイアップ企画です。

戸田壽一・成郎育英財団とは?

戸田壽一・成郎育英財団

戸田壽一・成郎育英財団は2017年12月に一般財団法人としてその歩みを始め、社会的な信頼性と公益性をさらに高めるべく、2021年に現在の公益財団法人へと移行しました。その活動の根底に流れるのは、単なる経済的支援に留まらない、人間形成を重視した理念です。

「徳育」と創業者たちの精神

戸田壽一・成郎育英財団が特に大切にしているのが、古来より日本で受け継がれてきた「徳育」の精神です。これは、知識や技能といった「才育」だけでなく、感謝の心、他者を思いやる気持ち、礼儀、そして自らを律する克己心といった豊かな人間性や社会性を育むことを指します。戸田壽一・成郎育英財団は、この徳育こそが、子どもたちが社会の荒波を乗り越え、自立した立派な一人の人間として成長するための礎となると考えていると言います。

戸田壽一・成郎育英財団の理念

戸田壽一・成郎育英財団が掲げている理念は、財団名に冠されたセコム株式会社の共同創業者、戸田壽一氏の精神を色濃く受け継いでいます。戸田壽一氏は、1962年に日本初の警備保障会社を創業し、「社会に有益な事業を行う」という強い使命感のもと、社会の「安全・安心」というインフラを構築しました。その根底には、「社会正義を重んじ、世のため人のために尽くす」という確固たる信念がありました。

戸田壽一・成郎育英財団は、この創業の精神を次世代育成の分野で継承・発展させ、若者たちが精神的にも経済的にも「安全・安心」な環境で未来を描ける社会を目指しています。

代表理事 戸田成郎氏が描く、事業と社会貢献のシナジー

財団の舵取りを担うのは、代表理事の戸田成郎氏です。戸田成郎氏は、株式会社T8の代表取締役社長としても、その手腕を発揮しています。T8は不動産・資産管理、学習塾、そして日本の伝統文化である武道を教える道場の運営など、多角的な事業を展開しています。これらの事業は一見すると多岐にわたりますが、そのすべてが「次代を担う人間の育成」という一本の軸で貫かれています。

より効果的で心に届く支援を追求

戸田成郎氏はさまざまな事業で培ってきた人材育成のノウハウや情熱を財団の活動に注ぎ込み、より効果的で心に届く支援を追求しています。

こうした社会貢献活動が高く評価され、戸田成郎氏は2023年9月21日、「公益のため私財を寄附した功績」により紺綬褒章を受章しています。これは、同氏の社会貢献に対する真摯な姿勢が公に認められた証左です。

戸田壽一・成郎育英財団の主要事業

戸田壽一・成郎育英財団の活動の中核を成すのが、東京都内に所在する非営利法人を対象とした「児童福祉に関する活動費助成事業」です。これは、困難な状況にある25歳以下の若者たちを最前線で支える団体への、力強い後押しとなります。

未来への投資としての「児童福祉活動費助成事業」

戸田壽一・成郎育英財団

では財団の助成事業について見ていきましょう。

【助成事業が目指すもの】

この助成事業は、保護者の経済的な困窮や、病気・精神的な問題などによる養育困難な事情を抱える若者たちが、希望を失うことなく、心豊かに日々を過ごせる環境を整えることを第一の目的としています。学習支援、食事の提供、安心して過ごせる居場所の確保、自立に向けた相談支援など、現場のニーズに応じた多様な活動を資金面から支えることで、若者たちがそれぞれの夢や目標に向かって進むための基盤を築きます。

【助成対象となる事業】

2026年度の募集では、具体的に以下のような事業が対象とされています。

社会的養護下にある、またはあった若者への支援: 児童養護施設、自立援助ホーム、母子生活支援施設に在籍中、または施設を退所した若者を対象とした、学習、就労、自立を支える事業。施設退所後のアフターケアは、若者が社会的に孤立するのを防ぐ上で極めて重要です。

経済的に困窮する家庭の若者への支援: 生活保護家庭、ひとり親家庭、多子家庭など、経済的なハンディキャップを抱える家庭の若者を対象とした教育・就業・自立支援事業。教育格差の連鎖を断ち切ることを目指します。

その他の養育困難な事情を抱える若者への支援: 上記以外にも、保護者の心身の健康上の理由など、複雑で困難な家庭環境に置かれている若者を対象とした、教育・就業・自立を支える事業。

助成金額は、各法人からの助成希望額をもとに財団が厳正な選考を行った上で決定されます。ただし、1法人につき上限100万円までとなります。

【応募から助成までの流れ】

2026年度の募集期間は、2026年9月1日から9月30日(必着)までを予定しています。応募を希望する法人は、助成金応募申請書をはじめ、法人(事業)概要、助成事業計画書、定款、決算書類(原則3年度分)など、活動の信頼性と計画の具体性を示す書類を提出する必要があります。これらの書類は、財団が透明性と公平性をもって助成先を選定するための重要な判断材料となります。応募書類は締切日必着となっている点にご注意ください。

書類受付締切後、財団の選考委員会による選考が行われ、12月中旬頃に結果が通知されます。助成金は12月下旬に交付され、支援を必要とする若者のために速やかに活用されることになります。

【2025年度の助成実績に見る支援の広がり】

これまでの助成事業では、以下の9カ所の多様な非営利法人が助成先に選ばれています。

  • 特定非営利活動法人 猫の足あと:子どもや若者への無料学習支援や居場所づくり、自立に向けた生活・住居支援などを行っている団体。
  • 一般社団法人 遊みもざ:子どもや保護者が安心して過ごせる居場所づくりを中心に、体験活動や地域交流、子育て支援を行っている団体。
  • 特定非営利活動法人 タイガーマスク基金:児童養護施設や自立援助ホームで暮らす・巣立つ子どもや若者を対象に、自立支援金の給付や進学・就労支援、啓発活動を行っている団体。
  • 社会福祉法人 光明会杉並学園(杉並学園):児童養護施設を運営し、家庭で暮らすことが困難な子どもたちの生活支援や養育、自立支援を行っている団体。
  • 特定非営利活動法人 寺子屋子ども食堂・王子:子ども食堂の運営を通じて、食事の提供に加え、学習支援や地域の居場所づくり、世代間交流を推進している団体。
  • 一般社団法人 ハートリボン協会:子どもの虐待防止やDV防止を目的に、啓発活動や相談支援、人材育成などに取り組んでいる団体。
  • 認定特定非営利活動法人 CLACK:経済的事情などで困難を抱える高校生に対し、無料のIT・プログラミング学習やキャリア支援を提供し、進学・就職を後押ししている団体。
  • 特定非営利活動法人 里親子支援のアン基金プロジェクト:里親家庭や社会的養護のもとで育つ子どもたちを対象に、相談支援や交流機会の提供、里親制度の普及啓発などを行っている団体。
  • 社会福祉法人 ミッドナイトミッションのぞみ会(東京望みの門・マナの家):家庭で暮らすことが難しい子どもや若者に対し、生活の場の提供や自立支援、相談支援を行っている団体。

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団が助成した活動は多岐にわたります。この実績から、財団の支援が都内の様々な福祉課題にきめ細かく対応していることがわかります。

まとめ

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団の活動は、単なる資金提供ではありません。それは、セコム創業者である戸田壽一氏から受け継いだ社会貢献の精神と、代表理事である戸田成郎氏の次世代育成への情熱が結実した、「徳育」を礎とする未来への投資です。困難な環境にある若者一人ひとりに寄り添い、彼らが自らの力で人生を切り拓くための支援を続けること。それは、日本の未来を担う、創造性と自立心にあふれた人材を育むことに直結します。これからも財団は、支援の輪を広げ、すべての子どもたちが希望を持てる社会の実現に向け、その重要な役割を果たし続けていくことでしょう。

問い合わせなどの受付窓口

助成金についての質問がある場合は、まず財団のホームページを確認の上、メールにて問い合わせるとよいでしょう。

住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-38-1 INBLOOM 2階
送付先・窓口:公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団 事務局 宛
財団ウェブサイト:https://www.t1176foundation.or.jp/

 

 

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