子どもの社会課題解決に取り組む「公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団」とは

戸田成郎 セコム

生活保護世帯、児童養護施設、ひとり親家庭など様々な事情で教育の機会が失われている子どもを放置した場合に、子ども1学年だけでも、社会的損失額は約2.9兆円に達し、政府の財政負担は1.1兆円増加するという推計データ(*1)があります。子どもが成長後に生み出す所得が低いままだと、経済が縮小します。同時に社会保障費は増えるのに、それを支える人数は減ってしまうという状態も引き起こします。

この社会課題の解決に取り組んでいるのが、戸田成郎さんが代表理事を務める「公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団」です。

*1:https://www.nippon-foundation.or.jp/media/archives/2018/news/articles/2015/img/71/1.pdf
(「子どもの貧困の社会的損失推計レポート」、2015.12、日本財団/三菱UFJリサーチ&コンサルティング)

ラクラボはアフィリエイト、広告収入等を目的として取材費や制作費、あるいは掲載費などをいただいて記事を掲載しています。

戸田成郎さんが代表理事の「公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団」とは

戸田成郎 セコム

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団は、高い志を持ちながらも事情により進学の夢を諦めざるをえない子どもたちに、様々なサポートやアドバイスなどを行うことで、次世代の社会を切り拓く、創造性にあふれ自立心に富んだ人材の育成に貢献している育英財団です。

東京都で保護者や家庭に貧困や養育困難な事情のある児童および学生などの若者(25 歳以下)への支援を行う非営利の法人への助成事業を通じて、将来自立して生活でき、それぞれが望む就学・就業の機会が得られるよう支援しています。

「公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団」代表理事の戸田成郎さんとは

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団の代表理事である戸田成郎さんは、株式会社T8の代表取締役社長を務めています。株式会社T8は保育事業の運営、不動産・資産管理、学習塾の運営、道場の運営などを事業とする会社です。

株式会社T8は保育事業で、港区の「港南あおぞら保育園」を手掛けています。港南あおぞら保育園は2016年に開業した港区初の小規模認可保育園で、子ども一人ひとりの気持ちに寄り添った保育を大切にしています。少人数ならではの温かな保育が特徴で、給食・おやつも自園で手作りしています。

戸田成郎 セコム

セコム創業者の戸田壽一さんと「公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団」との関わりは

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団の名称は、セコム株式会社を飯田亮さんと創業した戸田壽一さんに因んでいます。

飯田亮さんと戸田壽一さんは、1962年、日本警備保障株式会社(現セコム株式会社)を創業しました。日本初の警備保障会社で、現在では店舗、オフィス、工場、学校、病院、美術館など、ありとあらゆる形態の施設に警備システムを提供しています。

「セコム」は造語で、「セキュリティ・コミュニケーション」を略したものです。「人と科学の協力による新しいセキュリティ」を構築するというコンセプトを示しています。

戸田成郎さんが代表理事の「公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団」の助成実績は

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団は、児童福祉に関する活動費助成事業を行っています。応募者の資格は、助成対象事業を東京都内で行い、事業所が東京都に所在する非営利の法人であることです。2018年度助成先法人は5件、2019年度助成先法人は8件、2020年度助成先法人は10件、2021年度助成先法人は9件、2022年度助成先法人は8件となっています。

なお代表理事の戸田成郎さんは、公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団の実績により紺綬褒章を受章しています。

戸田成郎 セコム

戸田成郎さんが代表理事の公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団が助成する「社会福祉法人 カリヨン子どもセンター」

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団は、2020年度の助成先に「社会福祉法人 カリヨン子どもセンター」を選んでいます。

カリヨン子どもセンターは、家庭などで安全に暮らすことができないと感じた子どもが、緊急で駆け込むことができる「子どもシェルター」を運営しています。子どもシェルターは無料で利用することができ、洋服や日用品を備えた個室で休むことができます。食事も提供されます。また児童福祉の資格を持つ職員がシェルターでの生活をサポートし、今後の相談にも乗ってくれます。

子どもシェルターの場所は秘密にされており、子ども自身が安全だと思える次の場所ができるまで滞在できます。滞在期間は3週間~2カ月と様々です。

戸田成郎さんが代表理事の公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団が助成する「特定非営利活動法人 八王子つばめ塾」

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団は、2020年度の助成先に「特定非営利活動法人 八王子つばめ塾」を選んでいます。

八王子つばめ塾は、東京都八王子市で経済的に苦しい家庭の子どもたちのために、学習支援を無料で行っている団体です。ボランティア講師が授業を行っており、対象は中学生、高校生がメインとなっています。生徒2〜4名に対し講師1名が個別指導を行い、習得が不十分な場合は学年をさかのぼって基礎から教えています。八王子つばめ塾ではそうした補習だけではなく、宿題から入試対策まで幅広く支援しています。

戸田成郎さんが代表理事の公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団が助成する「特定非営利活動法人 タイガーマスク基金」

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団は、2018年度、2019年度の助成先に、「特定非営利活動法人 タイガーマスク基金」を選んでいます。

タイガーマスク基金は、児童養護施設などの退所者や社会的養護が必要な子ども・若者への支援を総合的に行うとともに、広くこの問題を周知することで根本的な解決を目指す団体です。解決のために「子ども虐待を根絶すること」を目標に掲げており、被虐待児の救済はもちろんのこと、これから子どもが生まれる予定、もしくは子育て中の人も支援していく仕組みづくりを推進しています。

戸田成郎さんが代表理事の公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団が助成する「特定非営利活動法人 ブリッジフォースマイル」

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団は、2018年度の助成先に「特定非営利活動法人 ブリッジフォースマイル」を選んでいます。

ブリッジフォースマイルは、虐待などで親を頼れない子どもたちの自立を支援をしている団体です。児童養護施設や里親家庭などで暮らす子どもたちの多くは、18歳で社会に巣立ちます。その子どもたちに対し、一人暮らしの準備やキャリア形成のためのセミナー開催、居場所や住まいの提供、またその後の就労・転職サポートなど、巣立ち支援を行っています。子どもたちは高校生のうちからアルバイトをして貯金し、巣立ちに備えますが、うまく生計を立てられなければ、あっという間に住む場所を失ってしまいます。ブリッジフォースマイルは、「実家」というセーフティーネットの代わりとなる活動を行っています。

まとめ

公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団は、子どもたちに様々なサポートを行うことで、次世代の人材育成に貢献している育英財団です。

東京都で児童福祉に関する活動費助成事業を行っており、非営利の法人への助成を通じて、児童および学生などの若者(25 歳以下)が将来自立して生活でき、それぞれが望む就学・就業の機会が得られるよう支援しています。

代表理事は戸田成郎さんで、戸田成郎さんは株式会社T8の代表取締役社長を務めています。また戸田成郎さんは公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団の活動により、紺綬褒章を受章しています。

団体概要

  • 団体名: 公益財団法人 戸田壽一・成郎育英財団
  • 代表:代表理事 戸田成郎
  • 所在地:〒107-0061 東京都港区北青山3-10-18 北青山本田ビル3階
  • 電話:03-6419-7606(受付時間/平日9:00〜18:00)
  • FAX:03-6419-7607
  • 公式サイト:https://www.t1176foundation.or.jp/

本特集記事はPRです